胎動ってどんな感じ?

胎動と言えば・・・。座っているとお腹の中からポコッと蹴られて「あっ動いた~」と言う。すると横にいた夫が「ほんとに?」と手をあてて・・・。という和やかな光景が想像できます。私の母も、よく私がお腹の中からポコポコ蹴っていた時の話をしては、懐かしそうに微笑んでいました。でも、実際のところ胎動ってどんな感じ?いつくらいから?

 

妊娠しても、初めの頃は何も感じないので、本当にお腹に赤ちゃんいるのかなあ~とか死んでしまっているんじゃないか・・・なんて考えてしまい。いつも次の検診まで少し不安がありました。

初めに私が胎動を感じたのは6ヶ月の頃、夜寝ようと布団に入った時でした。でも、すぐには胎動だとは気づきませんでした。この時の胎動はコポコポ・・・腸が動いているような感じで、お腹の調子が少し悪いのかなあ?と思ったのです。
しかし、3日くらいそれが続いて、「やっぱりこれは胎動かな?」と思うようになりました。
初めのうちは本当に夜寝る時くらいしか感じませんでした。そのあとすぐに、お腹に手を当ててもわかるようになりました。旦那に触ってもらうと「あっちょっと動いた!」という反応。それから、寝る時にはいつもお腹に手を当ててもらって「おやすみ~」と声をかけてもらうようになりました。

だんだん日中でも、横にゴロンとなっていると感じられるようになりました。胎動はリラックスしているときに感じやすいと言われていますが、私の場合、胎動を感じることでリラックスしているところもありました。にゅにゅにゅ~とした動きをすることもあって、くすぐったかったです。

胎動はどんどん活発になり、8か月の半ば頃には目視でもわかるようになってきました。じ~とお腹を見ていると、時々ボコッと盛り上がって面白かったです。特に寝る時と食後が激しくぽこぽこ蹴っているというより、中からぐい~と押されている感じでした。胃や臓器を圧迫しているのか、気持ち悪いと感じてしまう事すらちょくちょくありました。

9か月の里帰りしたころには本当に激しくなってきました。ぽこっぽこっというかわいい感じは全くなく、ボゴッボゴッとパンチされて、時には「いったあ~!」と声をあげてしまうほど。服の上からでも動いているのがよくわかりました。
にゅにゅにゅ~の動きも、ぐにゅぐにゅぐにゅ~ ぐいぐい~という感じで、もうお腹突き破りそうで「いたいいたい!穴あくから~!」としょっちゅう言っていました。
しかも、お腹をぐい~と押して、突き出た状態でストップすることも・・・。お腹伸ばされた状態で痛かったです(笑)そんなときは、皮膚の突き出たところをさすって「ひっこめ~ひっこめ~」と唱えていました。
また、膀胱辺りを押さえられたりもして、トイレが近くなりました(笑)。

もう、初めにイメージしていた和やかな雰囲気ではありませんでした。でも、いつもこれだけ動いてくれているので、今日も元気だなあ~ちゃんと生きてるなあ~というのがよくわかり、安心感はありました。
妊婦検診のノンストレステストの時も、「○○さんの赤ちゃんよ~動いて、すごい元気ですね~」とよく言われたのが嬉しかったです。

臨月に入ったあたりから、胎動が感じにくくなると聞いていたのですが(子宮が狭くなって動きにくくなるから)、我が息子は臨月に入っても相変わらず頻繁にボゴボゴ動いていました。産まれる前日は、ランチにレストランでピザを食べたのですが、食べているときもすごくボッコボコグニュグニュ~と動いて、「おっピザ気に入ったのか~」なんて呑気なこと言っていました。この日の深夜に胎動が来るとは・・・。

 

今回は私の胎動に関する思い話になってしまいましたね・・・。にしても、胎動ってこんなに痛いものだったなんて思わなかった!もちろん個人差ありますが。ポコポコってかわいい~和やか~なイメージしかもっていなかったので、びっくりしました。意外と妊娠するまで胎動の事ってなんにも知らなかったなあ。

胎動を感じられるようになると、いよいよ赤ちゃんの存在が身近に感じられるようになりわくわくしてきます。痛かったり気持ち悪かったりしましたが、出産を終えた今となってはとても懐かしいです。妊娠している人だけが感じることのできる特別な感覚。じっくり楽しみたいですね。

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