母親学級に参加しよう!

妊娠後よく耳にする『母親学級』。妊婦教室、マタニティ講座、プレママ教室・・・などいろいろな呼び方がありますが、出産を迎える妊婦さんのために、妊娠・出産について専門の方からいろいろ教えて頂ける場です。
私は、地方自治体主催のものと、分娩先の病院で行われていたものに参加しました。

 

やっぱり妊娠・出産に関してネットや本で調べるだけでは不安ですし、赤ちゃんのお世話について実際に体験しておきたかったので、このような教室の存在を知った時から行く気満々でした。
しかし、私が初めに通っていた病院での母親学級は、コロナによって中止されていました・・・。
母子手帳交付の際に、地方自治体主催の妊婦教室の案内があったので、そちらに申し込みました。

 

地方自治体主催の教室

市町村主催で行われている妊婦教室(妊娠6~7か月の人対象)は、妊娠6か月の頃に参加しました。

ちなみに、2か月に1回開催されていたのですが、コロナ対策により定員が結構少なくて(12名)、いつも1か月前には予約が埋まっている様でした。地域差はあると思いますが、母親学級に参加したい方は早めのチェック・予約をしておくといいと思います。

内容は次のような感じでした。

  • 助産師さんや保健士さんの講話
    母子手帳の副読本を見ながら、身体の変化や妊娠中の過ごし方などについての話をしてもらいました。また、出産のときに赤ちゃんがどのようにして出てくるのかというのを、骨盤の模型と人形を使って説明してもらいました。これが結構わかりやすかったです。本の図説をみるよりリアルで、おお・・・と感心していました(笑)
  • 赤ちゃんのお世話練習
    人形を使って、抱っことおむつ替えの練習をしました。私が行ったときは、参加者全員お腹の子が男の子か女の子か分かっていたので、同じ性別の人形で練習しました。私は親戚・友人に子供が全然おらず、抱っこもおむつ替えも初めてでドキドキしました~。正直おむつを触ったことすらなかった(笑)。ちゃんとできているのか不安でしたが、一人ひとり見てもらえました。
  • 栄養士さんによる栄養指導
    どういう栄養素を摂るべきかなどの話がありました。1回の食事量の目安のサンプルを見せてくださったのですが、量が多くてびっくりした・・・。推奨されるお茶碗一杯のご飯量が本当に多くてひえ~と思いました。すでに胃の圧迫感であまり食べられなくなっていたので・・・。
  • 意見交換
    最後に3~4名ずつ机を囲っての雑談タイムが少しありました。食事どうしてる~?とか運動は何かしてますか?とかいう感じの話をぼちぼち話していました。他の妊婦さんも体重管理とか結構悩んでいる感じでしたね。普段他の妊婦さんと話す機会は全然ないので、いい機会でした。

やっぱり人形を使っての赤ちゃんのお世話実践練習ができたのがよかったですね。なかなか家ではやりにくいので。家にちょうどいい人形があればできるかもしれないですけど、やっぱり助産師さんに見てもらえるのは初めての出産の人にはありがたいです。

病院主催の教室

里帰り後には、分娩予定の病院で妊娠後期の妊婦さんを対象の講座に参加しました。こちらの病院ではコロナ対策のためオンラインで実施されていました。

Zoomを使って、自宅からpcなどで受けるようになっており、申し込んだときにあてがわれた番号を名前代わりにして参加するようになっていました。顔も出さずにマイクもオフだったので他の参加者は全く見えなかったです。
そして、事前に配布されている資料を見ながらひたすら説明を聞いていきました。

内容は次のような感じ

  • まず、おしるしがどういうものか、前駆陣痛とは?(本陣痛との違い)という話があり、続けて呼吸法の練習をしました。
  • 陣痛・破水が来たらどうするのか?病院への連絡のタイミングは?という話がありました。このような話を聞いていると、なんかいよいよ本番が近いなあって感じやなあ~なんて思っていました(笑)。
  • 病院着いてからの過ごし方はビデオを使っての説明でした。どのあたりを抑えてもらうといいとか、いきみ逃し、リラックス法など実際病院で撮影されているので、分娩室(LDR)の様子が分かってよかったです。
  • バースプランについての説明もありました。この病院では、34週の頃に助産師さんと話し合ってバースプランを考える時間があるのですが、どのようなことを希望できるのかといった話でした。陣痛の間好きな音楽が聴けるように病院の方でプレーヤーを用意してもらえたり、好きな香りでリラックスできるようアロマもそろえてあるとのことでした。すごい・・・!
  • 入院で必要なものについて。病院の方から準備してもらえるもの、病院で購入できるものなどの話も含め、結構丁寧に準備物について話してもらえました。
  • 最後に、チャット機能を使っての質問タイムがありました。回答中でもぽんぽん質問をチャット蘭に投げれば順番に回答してもらえたので、質問がしやすくよかったです。質問内容が分として残るのもいい。実際部屋での講義形式なら、一つ質問への回答が終わったらまた挙手して、マイク持ってきてもらって・・・。となりますからね。結構質問がありましたが、ひとつひとつ丁寧に回答されていました。

オンライン講座はほかの参加者との意見交換とかは全然できませんでしたが、病院に赴かなくても家から受けられる、質問がしやすい(特に私のような内気な人間には)ということがメリットだと思いました。あと、私は里帰り中で無理でしたが、パートナーと一緒に話を聞くことも可能なのがいいですね。病院主催の講座は、出産~産後の入院について具体的な話をしてもらえ(ここらへんの内容は病院によってだいぶ変わると思うので)、本番のイメージがしやすくなるので受ける価値が充分あると思います。というかできるだけ受けるべきかなと思います。

 

父親学級

妊娠が分かった頃から、旦那は両親学級とかあったら一緒に参加したい!と張り切っていました。しかし、私が参加した地方自治体主催の講座は、感染予防のためにパパの参加はお控えくださいとのことでした・・・。

とても残念がっていたところ、地方紙に県の助産師会が父親になる人を対象に「プレパパ教室」を開催するとの案内が載っているのを発見!
旦那にその記事を見せたところ、大喜びですぐに申し込んでいました(笑)。
こちらも感染予防のため、パートナーの同席は認められていなかったので、私は家でおとなしく留守番していました。

その講座では、赤ちゃんとの過ごし方やママをどのようにサポートするといいのかといった話がありとても参考になったとのことでした。
もちろん赤ちゃんのお世話の実践練習もあったようで、抱っこの練習やおむつ替え、沐浴の練習までしたそうです(私はしてなかったのに‼)。
旦那が帰宅したとき、「パパ力があがった~」とその日貰った簡単な賞状(受講証明書みたいなの)を見せてくれました。賞状には、「パパ力が向上したことを認めます」といったことが書いてあり、とても嬉しそうにしていました。

コロナ禍で両親学級が相次いで中止になっていることから、男性が育児について学ぶ機会が減っているということで実施された講座でしたが、本当にありがたかったです。

 

母親学級は私が今回参加したようなもの以外にも専門店主催のものがあって、ベビー用品の試着・試用が出来たりするそうなどがあるそうです。ネットなどで情報収集しておくといいと思います。

私が通っていた病院では母親学級以外にもマタニティヨガやスイミング等々の教室もあって、いろいろおもしろそーと思っていましたが、残念ながらコロナによりすべて中止となっていました・・・。もしまた出産の機会があったら(???)、そういうのをぜひ利用したいです。
母親学級はだいたい無料で参加できます。利用できるものはぜひ利用しましょ~

 

 

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