私は趣味の一つとして、クラシックバレエをしていましたが、妊娠中は激しい運動はひかえなければならいとのことだったので、どうすればいいのか迷いました。ネットで調べてもあまり情報がなかったので、さぐりさぐりでやっていくしかなかったです。今回はその時の話です。
子どもの頃習っていたクラシックバレエを社会人になった時に再開しました。妊娠が分かった時には再開から約2年が経っていました。そして、レッスンは週2回、1レッスン1.5時間。トウシューズも履いていました。教室の先生には、妊娠が分かってすぐに報告し、レッスンの受講は続けていいと許可をもらいました。もちろん自己責任で！
しかし、妊娠中は運動していいのか？筋トレは？何もわからなかったので、病院の先生に聞いたりいろいろ調べたりしました。
病院の先生によると、有酸素運動は基本的にOK。ジャンプや回転、激しく脚をあげたりといった動きはお勧めできません。筋トレも基本的にはお勧めしません。・・・という感じでした。
なかなか厳しい！
でも、出産のときに体力が全然ないと困るし、マタニティヨガとかあるくらいなので、やっぱり動ける範囲で動きたい。ネットで調べた感じでは腹筋のようなお腹に負荷をかけるのはよくないとあったので、なるべく腹部に負荷のかからないよう、また呼吸を意識して動くよう心掛けました。その他、下記のようにしました。
普段のレッスン
バーレッスンはだいたい普通にやっていましたが、グランバットマンは軽めにしました。
前や後ろにパンシェする動きは、お腹が大きくなるにつれてやりたくてもできなくなりました。
センターレッスンも簡単な動き、ゆっくりな動きは結構していましたが、ジャンプは軽く、本当に足が地面から離れたかな？くらいの感じでぴょこぴょこしていました。最後の方でするような大ジャンプはもちろん控えました。お腹が大きくなってきた頃には、軽くでもジャンプを続けてするとお腹が張ってしまったので、連続してジャンプはやめました。
回転もダブルやトリプルはやめておいてシングルにとどめました。
トウシューズのレッスンも同じような感じでやっていましたが、お腹が大きくなってくるとバランスがとりにくくなって、転倒の心配もあったので、バレエシューズ以上に慎重になって、本当に簡単な動きにとどめていました。トウシューズだと、エシャッペすら結構お腹に振動が来たので・・・。
正直、バレエは常に全身の筋肉を使うので加減のしどころが難しいものです。すこしでもお腹の張りや不調を感じたら、休憩しながらレッスンを受けるようにしました。
ストレッチ・筋トレ等
毎朝ラジオ体操をしていました。妊娠中は腰痛とか身体のだるさとかいろいろあったので、身体をほぐして調子を整えるのによかったです。
ストレッチは出産前まで普通にやっていました。むしろ開脚で座っている方が腰が楽だった(笑)。
筋トレは、腹筋はすぐにやめておきました。腹斜筋はちょこっとやっていました。背筋も結構早い段階でうつぶせが出来なくなったので無理になりました。その他内転筋とか足首・指の筋トレはずっと続けてましたね。臨月くらいにはさすがにしんどくて全然やらなくなった・・・。
レッスンウェア
レッスン時の格好はなかなかに迷いました・・・。それまでレオタードだけで巻きスカートとかTシャツも使っていなかったので。
初めのうちはそれでもよかったのですが、5ヶ月くらいからはお腹が出てきて動きにくくなってきたので妊娠帯でお腹を下から支えるようにしました。
どんどん大きくなるお腹も妊娠帯も丸見えは嫌だったので、上からTシャツを羽織って巻きスカートを使うようになりましたが、慣れていなかったため暑くてしんどかったです。
12月の寒くなってきた頃に、オーバーオールを買いました。ミルバのものでズボンが長くないやつ（参考）。Tシャツだと、背中もすっぽり覆ってしまうのが嫌だったのですが、これは上半身は結構空いていたので楽でした。冬といってもやっぱり体動かしていると暑くなりますし、汗もかくので。お腹もいい感じにカバーでき、長ズボンでないので動きやすかったです。
妊娠中、特に足首は冷やすとよくないというので、真冬になって、レッスン前～初めのうちはレッグウォーマーも付けていました。プリエ・タンジュくらいで暑くなって脱いでいましたが(笑)
今回の記事は、自分には関係ないかも・・・と思った方も多いかもしれませんね。
時々、バレエに限らず出産ぎりぎりまで運動をされているプロの方の話を聞きます。しかし、趣味でやっているだけで、ちゃんと身体のことを理解できていない私のような人間が同じようにするのはやめておいた方がいいと思います。
でも、身体を定期的に動かすことは身体的にも精神的にもいいことですし、まったく我慢というものしんどいと思います。妊娠中、バレエもその他の運動でも本当に無理のない程度で楽しめたらいいですね。
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