新型コロナウイルスの影響で、出産事情も変わっています。感染予防としていろいろな制限があり、色々と不安でした。
コロナによって、どのような影響があったのか私の体験をお話しします。
私の妊娠が分かった頃は、まだコロナの感染者も多い時期でした。妊娠期間はまだまだ長いですし、出産の頃どうなっているのかもわからず不安でした。
その後、感染者数が落ち着き少し安心したのですが、再びオミクロン株の出現、感染者数の増加。また何か制限がかかるのかもと思うと心配で、頻繁に通っていた産婦人科のHPのお知らせをチェックしていました。
各種教室の中止
私の通っていた病院では、プレママ講座やマタニティヨガ教室、呼吸法の講座などあったのですが、すべて中止になってしまいました・・・。里帰り先の病院では、プレママ教室はオンラインで開催されていましたが、それ以外のヨガ教室などはすべて中止でした。(以前の記事)
また、地方自治体で行われているような母親学級も人数制限がかけられ、少人数での開催になっており、父親(になる予定の人)の参加は認められていなかったです。
感染予防のため仕方ないことなのですが、やっぱりさみしいな・・・て思ってしまいましたね・・・。
付き添い、面会の禁止
普段の検診の際の付き添いの人は立入禁止で、送り迎えの人は駐車場の車の中か、外のベンチで待つようにとなっていました。
大雪でバスが運休になった日、旦那が頑張って雪かきまでして病院に送ってくれたのですが、もちろん旦那は立入禁止だったため、検診が終わるまでずっと車内で待ってもらわなくてはいけませんでした(泣)すごく申し訳なかった・・・。
1~3月の本当に寒い季節でも、玄関先のベンチで寒そうに待機している男性をよく見かけました・・・。
出産後の入院中の面会も禁止でした。荷物を届けるだけならOKでしたが、病院の人に預けるだけで直接会うことはできませんでした。入院期間中はちょくちょくビデオ通話していました。隣の部屋からもビデオ通話しているっぽい声(もちろん内容はわからないけど)が聞こえてきました。
入院部屋の中には、面会の人もゆっくりくつろげるような広い部屋もありましたが、家族の来れない今では、そのだだっ広い部屋に一人は余計に心細くなりそうだなあ・・・。
立ち合い出産の制限
出産は当然のように立ち合いしてもらうものと思っており、旦那もする気満々でした。
しかし、分娩予定の病院では立ち合い出産を禁止していました。仕方ないこととはいえ、やっぱり悲しかったです。
その後、コロナがだいぶ落ち着いてきて、HPのお知らせをチェックしていると1名に限り立ち合いがOKに!
病院に入る前に入り口近くに設けられたブースで、結果がすぐにわかるタイプの検査を受け、コロナの陰性が確認できてからでないと入れないとのことでしたが、嬉しかったです。
あと、近くにコンビニとかあったのですが、立ち合いの人は一度入ったら最後まで外出禁止だったので(どこでウイルスもらって来るかわからないので)、食べるものとかあらかじめ持ってきておく必要がありました。
今も立ち合い出産に関しては、一切禁止しているところ、制限しているところなど病院によって対応が違います。立ち合いはできないけれど、出産の間ずっとビデオ通話でつなぐことができるとかもあるそうです。
早めに里帰り
何科でも大体の病院は、他府県から来た人は2週間待機してからでないと原則診察はできませんでした。里帰りの際も里帰り先病院で初めの検診予定日より2週間以上まえには里帰りしておく必要がありました。といっても検診の頻度も2週間に1度になっていたので、計画的に動く必要がありました。里帰り前の病院では、帰る前日に検診を受けて、里帰り先では帰ってから2週間たってすぐに検診が受けられるよう早めに予約をしておきました。
思ったより早く旦那と離れ離れになったのでさみしかったです。
コロナ陽性だったら病院を移動、出産は帝王切開
コロナ感染者の分娩を対応している病院は限られており、私の分娩予定の病院も対応はしていませんでした。陣痛で病院に行った際、まずはコロナの検査を受けて、陽性だったら別の病院へ移動する必要があるとのことでした。
陣痛で苦しいところ頑張って病院に行っても、さらに別のところに移動しなければならないなんて・・・辛いなあ・・・。しかも、陽性の場合どこの病院に移動になるかは、その時に空き状況次第で決まるため、前もってはわからないとのことでした。
私は陰性で予定通りの病院で産むことが出来ましたが、感染予防に色々気を付けていても、やっぱりぎりぎりまで心配でしたね・・・。
また、コロナに感染していた場合は、多くは帝王切開になるそうです。理由としては、感染対策のための時間短縮だとか・・・。さらに出産後も赤ちゃんとお母さんは接触禁止で、しばらくは離ればなれだそうです・・・。すぐにわが子を抱けない・・・。
出産というだけでもいろいろ不安なのに、コロナ禍の出産は本当に不安要素がいっぱいでした。感染予防はいろいろしていたのですが、それでも感染していたら・・・。とかよく考えていました。
病院によって対応は様々なので、情報収集はしっかりして、そしてできる限りの予防をして、コロナの状況が落ち着くのを願うばかりですね。
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